資格の取得をしたいけど、「通学型は時間がなくて通えない」「なるべく安く資格を取得したい」という方は多いでしょう。そんな方におすすめなのが通信講座の利用です。通信講座なら場所を問わず、スキマ時間にも学習ができるので今注目を集めています。
しかし、通信講座にも種類が多くあり、どこを利用すべきか迷っている方も多いでしょう。数ある中でも利用者が急増しているのが「STUDYing(スタディング)」です。
今回は「STUDYing(スタディング)」の利用を検討している方のために、概要から特徴、評判までまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
STUDYing(スタディング)とは?
STUDYing(スタディング)とは、さまざまな資格を短期間で取得したい方向けに作られた通信講座です。
通信講座といっても書籍を中心にした学習方法ではなく、ネットを活用して動画などで講義を受けながら学習していくスタイルです。
もともとスタディングは2008年に中小企業診断士講座からスタートしましたが、今では司法書士や税理士、社会保険労務士など全30種類もの講座があります。
幅広い資格を取得できるスタディングですが、「いつでも学習ができる」「動画がわかりやすい」「安価に受講できる」などを理由に数多くの方に支持されている通信講座です。
特に資格取得を短期的に目指しており、オンライン講座をお探しの方におすすめと言えるでしょう。
スタディングの通信講座の内容について
スタディングの通信講座は、現在全30種類あります。具体的には下記の表にある講座を受講できるので、参考にしてみてください。
ビジネス・経営 | ・中小企業診断士 ・技術士 ・販売士 ・危険物取扱者 ・メンタルヘルス ・マネジメント®検定 ・コンサルタント養成講座 |
不動産・建築 | ・宅建士(宅地建物取引士) ・建築士 ・マンション管理士/管理業務主任者 ・賃貸不動産経営管理士 |
公務員 | ・公務員 |
法律・労務 | ・司法試験 ・予備試験 ・司法書士 ・行政書士 ・社会保険労務士 ・弁理士 ・ビジネス実務法務検定試験® ・知的財産管理技能検定® ・個人情報保護士 |
IT | ・ITパスポート ・基本情報技術者 ・応用情報技術者 ・ITストラテジスト |
会計・金融 | ・税理士 ・簿記 ・FP ・外務員(証券外務員) ・貸金業務取扱主任者 |
医療 | ・看護師国家試験 ・登録販売者 |
語学 | ・TOEIC® TEST 対策 |
上記のように、ビジネスから不動産・建築、医療まで幅広いジャンルの資格を取り扱っています。
主に専門職として就職や転職を検討されている方、ビジネスに役立つ資格を取得したい方におすすめの内容となっています。
上記にある資格の取得を検討しているなら、スタディングの通信講座がおすすめなので検討してみてください。
スタディングの学習システム
スタディングでは、誰もが効率的に実力をつけられるための「スタディングメソッド」を編み出しています。
この勉強法により、「短期間で効率的に」「要点に絞った学習」「継続できる仕組み」が作り上げられておりますので、通信講座でも多くの合格者を生み出しているのです。
具体的に注目されているスタディングメソッドについて、7つの原則があるので概要を下記リストで紹介します。
- 短期間で集中的に繰り返すと記憶に定着する
- 丸暗記ではなくイメージやストーリーを活用すると忘れにくい
- 得点に結びつくことから勉強する
- スキマ時間を生かして勉強する
- 問題・過去問は無理に解かずに覚えてしまう
- 試験本番を想定した練習をする
- 最後まで完走する
上記のメソッドに沿った学習システムとなっているため、通信講座が初めての人でも合格まで安心して学習できる環境が整っているのです。
スタディングの特徴
スタディングは資格取得を検討している人たちからの評判が高く、利用者が増えている通信講座の一つとなりますが、具体的に選ばれている理由はどのような点が挙げられるのでしょうか。
ここではスタディングの特徴について詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
オンライン完結型でPCやスマホからも学習できる
スタディングが続けやすいと評判がある理由の一つに、オンライン完結型で移動中でも自宅でもどこでも学習できる点があげられます。通信講座というとパソコンやネット環境を用意しなければならなず、利用したくでもできないと思っている方も多いでしょう。
しかし、スタディングならパソコンやネット環境を用意しなくても、スマホだけで全て完結させることが可能です。スマホでの学習を可能にしているため、自宅、移動中の電車の中、ちょっとした休憩時間などいつでも取り組むことができます。
勉強に取り組みやすい学習スタイルとなっているため、特にスキマ時間を利用しながら資格を取得したい方におすすめと言えるでしょう。
無料トライアルから始められる
通信講座を利用した場合のデメリットとして、「入会したものの為になる情報が少なかった」「料金の割に内容が薄い」など、後悔をした経験がある方も多いのではないでしょうか。
スタディングなら、このような後悔をしないよう無料トライアルを実施しています。スタディングには30種類の講座がありますが、その全て無料トライアルを活用できます。
一度お試しという形で利用できることにより、受講するか否かを決めることができますし、入会した後の後悔も防ぐことができます。
無料トライアルを実施している通信講座はそれほど多くないため、こういった取り組みも評判が高い理由の一つと言えるでしょう。
学習の継続をサポートする機能があるから挫折しにくい
通信講座によくある問題点としては、すべて一人で学習する流れとなるため、わからない点があると解決できず、挫折につながってしまうことです。
しかし、スタディングの通信講座は、受講生が挫折の心配なく学習を進められるよう、「学習フロー機能」を搭載しています。
学習フロー機能とは、講義や問題集を最適な順番で進められるようサポートしてくれる機能です。基本的にはスタディングからのガイドに沿って学習を進めるだけなので、「何から始めたらいいの?」と悩むことがありません。
これらのサポート機能が充実していることも評判が高い理由の一つとなり、学習で挫折する受講生が少ないのが特徴です。
キャンペーン情報満載で通常より安く受験できる
スタディングでは、受講生にとってメリットのあるキャンペーンを豊富に用意しています。その中でも魅力的なキャンペーンの一つとして、各資格の割引キャンペーンというものが存在しています。
まずスタディングが割引キャンペーンとして用意しているのが「スキルアップ割引制度」です。
これは過去にスタディングを受講したことがある方か、現在受講中の方が他のコースを申請するときに各講座の割引を行ってくれるものです。
2つ以上の資格を取得したいと考えているならお得に受講できるため、できる限り安く通信講座を利用したい方におすすめです。
また、その他にもスタディングを利用したことがない人向けに、月間キャンペーンとしてさまざまな資格コースによる割引を行っています。
割引は各講座によって異なりますが、最大で10,000円以上安く受けられるものもあるなど、大幅に割り引かれることもありますので、これから受講を検討している方はキャンペーン情報を見逃さないようにしましょう。
コスパに優れている!学生なら学割でさらにお得
スタディングはさまざまなキャンペーンを行っているため、すでにその時点でコスパに優れていますが、そもそもの受講料もリーズナブルです。
各コースによって料金は異なりますが、例えばITパスポートの合格コースでは7,920円で受けられます。その他の受講料もリーズナブルな設定になっているため、学生でも気軽に受講しやすい環境が整っています。
また、さらに学生なら学割適用の対象です。通常料金よりも安く、学生認証をするだけで全講座が20%オフで受けられます。
このように、リーズナブルな価格設定なのも評判が高い理由の一つなので、できる限り安く最短で資格取得を目指したい方におすすめと言えるでしょう。
実績のある一流の講師たち
通信講座を利用する際に、特に重視しておきたいポイントの一つとして実績のある講師が在籍しているかが大切です。
実際に通信講座を利用した経験がある人たちの中には「講師との相性が悪かった」「講師が何を話しているか全く理解できなかった」など、それらが理由で満足できなかったと回答する方たちが多くいます。
実際にスタディングを利用しようか検討している方の中にも、「安いけど講師の質は問題ないの?」とか「実績のある講師が在籍しているの?」など心配に思っている方も多いでしょう。
スタディングの講師は、実績抜群の一流講師陣が揃っています。実際に高い指導力で多数の合格者を輩出するなど、信頼されている講師のみが在籍しています。
実際にスタディングの公式サイトによると、講座の動画満足度は90%と高い数字を出しており、多くの方が満足していると答えています。
講師の質の高さは資格合格にとても重要なポイントと言えるため、講師の質で通信講座を選びたいと考えているならスタディングがおすすめです。
スタディングのデメリットとは?
魅力が多いスタディングですが、デメリットの部分はどのような点があげられるのでしょうか。ここでは受講を検討している方のために、スタディングのデメリットについても紹介します。
デバイスや通信設備を整える必要がある
スタディングを受講するにあたって対応しているデバイスとしては、下記の機種があげられます。
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
- 携帯音楽プレイヤー
基本的にスマホを活用することで場所問わずどこでも学習することが可能ですが、充電の問題や通信量など気になる方も多いでしょう。
また、スマホだと画面も小さくなるため、やはり最適な学習環境はパソコンとなります。
実際にパソコンを活用して学習を始める方が多いですが、そもそもパソコンを所有していない方や、通信設備が整っていない環境となると、それらを準備することから始めなければなりません。
一から準備するとなるとお金もかかるため、その点は通学型と比べるとデメリットに感じます。
講師などに質問できる環境が整っていないことも
スタディングには、講師に直接質問できる機能が存在していません。ここ最近の通信講座では、講師にチャットを通して質問できる環境も整い始めているため、それらに比べると講師によるサポートは手厚くないのです。
そのため、自力での解決がなかなかできないという方は、学習に苦労するケースもあります。
しかし、講師に対して質問はできなくても、スタディングには「勉強仲間機能」を搭載しており、同じ学習をしている人たちの投稿をチェックすることが可能です。
それらを活用することで解決できることも多々あるため、それほど講師によるサポートは重視しなくても大きな問題とはならないでしょう。
他の通信講座と比べると資格が少ない
スタディングは現在30種類の資格の通信講座に対応しています。比較的講座の種類は多く感じますが、それでも他の通信講座と比べるとまだまだ少ない状況です。
そのため、スタディングを受講してみたいけど、自分が取得したいと思っている資格が存在しないといったことも多々あります。特にビジネスに関係のないような資格の取得も検討している方は、スタディングには向かないかもしれません。
しかし、スタディングではビジネスを中心に、将来のスキルアップや就職、転職に役立つ資格ばかりとなっていますので、ビジネスに特化した資格を短期間で取得したい方はスタディングを検討してみてはいかがでしょうか。
紙のテキストは有料
スタディングのみの問題ではありませんが、基本的に通信講座はオンライン完結であるため、紙のテキストは存在していません。
また、スタディングでは必ずしも紙のテキストを利用できないわけではなく、希望する方は有料による対応をしています。
受講料金+紙のテキスト料が必要になるため、希望する方にとっては負担が大きくなるでしょう。
中にはテキストを印刷している方もいますが、印刷コストなどもかかるため、テキストが必要な方にとっては学習しづらい環境に感じるかもしれません。
しかし、スタディングは紙のテキストがなくても学習しやすい環境を整備しています。動画を視聴するだけで試験に役立つ情報をインプットできるようになっているため、大きなデメリットとはならないので安心してください。
スタディングの評判!良い口コミ
ここからは、スタディングの評判について実際にTwitterにあった評判を紹介します。
スタディングの利用を検討するうえで、実際の口コミなども参考にしたいと考えている方はチェックしてみてください。
①スタディングの方が参考書よりもわかりやすい
2年前くらいに独学で参考書使って簿記3級受けたけど、スタディングのほうが何倍も分かりやすい。
— ななや-学生診断士への挑戦- (@miraihakyouda) April 18, 2023
🙊🙉🙈#財務会計#studying pic.twitter.com/I7NVU47YEd
上記が実際にあったTwitterの口コミです。上記以外にもスタディングは販売されている参考書を購入するよりもわかりやすいといった評判が多く見受けられます。
やはり文章だけではなく、実際に図などを用いて説明してくれるため、短期間で身につきやすいのが好評のようです。
②動画を視聴するだけで勉強になる
スタディングすごいわ。
— あお@R5 財表受験生 (@ao_zeirishi) January 6, 2023
勉強のやる気ない時でも動画ぼーっと見て、気づいたら演習問題解いてるもん。
こんなん独学じゃできひんやん、ふつう。
あと8ヶ月あるし、簿記論で培った計算力も多少は活かせるだろうから合格の兆しアリ!!#税理士#財表
スタディングは動画での講義に力を入れており、スキマ時間でもスキルアップを目指せるよう、動画を視聴するだけで理解できるような内容となっています。
特に普段は仕事で忙しい方など、椅子に座って勉強できる時間が少ない方でも学びやすい環境を整えているのは大きなメリットと言えるでしょう。
③無料講座を受けてから入会するか判断できる
ぼくがスタディングを実際に受講してみて、良いと感じた点は
— ふぐたくまお@一級建築士×元公務員 (@fugukuma001) November 9, 2021
「無料講座を受けられる」
迷うという方は、無料講座を受講することができます。学科基本講座・製図対策講座をともに無料で受けられます。それを受講してから入会するかしないか決めることができます。
スタディングを利用している方は、無料トライアルを受けてから入会するか決められる点がメリットと感じている方が多い印象です。
実際に購入してから学習内容を確認できるものは「購入して損をした」とか「高い料金を支払ったのに為になる情報があまりない」など、後悔することもあります。
スタディングは無料トライアルがあることで、このようなトラブルが発生しているケースをほとんど見ません。
「気になる講座があるけど、実際に中身を確認してから料金を支払いたい」と思っている方は、スタディングを選ぶことで後悔せず学習に取り組むことができるでしょう。
スタディングの評判!悪い口コミ
続いて、「スタディングの悪い評判ってあるのかな?」と気になっている方のために、実際にTwitterにあったデメリットの部分についても見ていきます。
通信講座はそれぞれ特徴が異なりますので、自分に合う合わないを判断するために参考にしていただけますと幸いです。
①Webテキストの印刷が大変
宅建士試験の勉強、スタディングの法令上の制限の後半取り組み中。
— マダムRubeus@行政書士試験勉強中 (@Rubeus21) February 19, 2022
ペーパーレス目指していたけどテキストに書き込みしないと頭に入らない💦
Webテキスト印刷する時間が勿体無いからテキスト追加購入することに。
やはり、自分に合ったやり方が一番だと思う#宅建士 #スタディング #宅建士試験 pic.twitter.com/A7pum9UPQk
スタディングの悪い評判について、特に多かったのが「Webテキストの印刷が大変」といった内容です。
スタディングは動画が中心の講座となっていますが、中には「テキストに書き込まないと頭に入らない」という方もたくさんいます。
スタディングではテキストに書き込みたい場合、Webテキストを印刷する必要があります。
プリンターが自宅にない方は、コンビニなどで印刷をしていますが、予想以上に大変で時間がかかるといった口コミが多くあります。
また、コンビニで大量に印刷するとなると、それだけコストがかかることにもなりますので、「それなら参考書を購入した方が効率的」といった意見もあります。
②動画教材だからサラッと見返すことができない
めちゃ動画見てるけど、それと同時にすごい勢いで記憶が消えてゆく。
— エビフライ@簿記1級 (@OVtqmHWevyl7iM5) May 17, 2021
記憶力があまり良くないので、1日学んだことをルーズリーフで学んだことを講義動画思い出しながら書き出してみようかな。
スタディングは理解しやすい良い教材だと思うが、さらっと見返したいとき若干面倒だしな。
スタディングのデメリットの部分としては、やはり動画教材であるため、サラッと見返すことができないことです。
例えば「ここの内容はどうだったかな?」となった場合、動画を開いて話していた内容まで飛ばして確認しなければなりません。
参考書のようにマークすることができず、今すぐ確認したいときには弱いため、こういった点が使いづらいと感じている方が多いようです。
このように、Twitterにあった実際の悪い評判について紹介しましたが、動画教材ならではのデメリットはあるものの、全体的には理解しやすく、学びやすいと答えている方がほとんどです。
デメリットの部分は参考書と併用したり、動画を視聴する際にはポイントをノートに書きながら学んだりすることで解消できます。
しかし、人それぞれ好みがありますので、ここで紹介した良い評判や悪い評判も参考にしながら実際に利用してみるか検討してみてください。
スタディングでの資格取得はこんな人におすすめ!
ここまでスタディングの概要から特徴、実際にあった評判などの紹介をしました。これらを踏まえたうえでスタディングがおすすめの人は、下記の内容に当てはまる方です。
短期集中で資格取得を目指したい方
スタディングは短期集中で学習をし、最短で資格の合格を目指したい方におすすめの通信講座です。
スタディングメソッドにより、短期間で効率よく、試験によく出題される内容に絞った学習であるため、効率よく学べる通信講座を探している方はぜひご検討ください。
場所を問わず学習できる通信講座を探している方
スタディングは通信講座であるため、通学しながら学ぶ必要は一切ありません。
基本的にはパソコンやスマホだけで学習できる環境が整えられているため、普段は仕事や学校で忙しく、通学する時間がない方におすすめです。
また、スタディングはスキマ時間でも学習できるよう、動画の時間も長々としていません。基本的には1本あたり30分程度の長さとなっているため、移動中の電車の中でも学習できるようになっています。
このように、場所問わず学習できる環境が整えられているため、スキマ時間を活用しながら資格取得を目指したい方や、自宅で資格取得の学習ができる通信講座を探している方は検討してみてください。
コスパを重視している方
数ある通信講座の中でも、スタディングはコスパを重視している人におすすめと言えるでしょう。
例えば宅建の資格取得の場合、スタディングでは19,800円で受講できます。他の通信講座であれば、5万円以上必要になるケースもありますし、中には10万円を超える通信講座もあります。
特に一人で黙々と学習できる方にとっては、それほど高い料金を支払わなくてもスタディングの料金で十分合格することが可能でしょう。
スタディングはとにかくコスパを重視したい方にとってはおすすめなので、料金が安い通信講座を探しているならスタディングを検討してみてください。
まとめ
今回はスタディングの概要から特徴、評判までを徹底的に解説しました。スタディングは現在、幅広い種類の講座を取り揃えており、さまざまな資格に挑戦できるようになっています。
注目されている通信講座の一つであり、実際に口コミで投稿されている評判を見ても、良い内容が多く目立ちました。悪い評判もそれなりにありますが、気にならない程度となっているため、評判の良い通信講座と言えるでしょう。
また、スタディングは他の通信講座と比べてもリーズナブルなことでも有名です。できる限りコストを抑えながら、短期集中で資格を取得したい方はスタディングの受講について検討してみてください。